『蘊承軒•国際文化芸術窓口』連載之七十三

 原生林に惚れてーーー「平田有加水彩画展」

    因《鳥獣戯画》之縁,去年与日本水彩画家平田有加氏相識。後來得知她2019年5月在『京都・画廊唯心」舉辦個展,便去走訪參觀。她用10年的時間去坚持做一个主題創作,那對繪画的喜愛和熱情令人感動。她說緊接着8月在大阪也有個展,於是我和原口桑一同於8月23日下午到大阪阿倍野ハルカス近鉄本店大樓11楼藝術畫廊去看「平田有加水彩画展」。

 

     下面簡單介紹一下平田有加氏給我的讀者。

 平田有加氏,出生于奈良県橿原市,奈良女子大学理科学部化学科卒業。中学高考素描指導8年。2001年〜2005年橿原市展・高田日本画会展・奈良県展等各展中获奖。京都大学芦生研究林一般公開「森林的写生教室」講師(2015年)。

2014年开始在近鉄百貨店橿原店、京都、大阪等百货店画廊办個展,近鉄文化沙龙阿倍野・上本町水彩画講師。素描・水彩講座6個教室的主催・講師。

  從展示作品的明信片和京都新聞山本陽平氏2017年12月31日的記事內容可以一窺平田有加氏的主題創作歷程。

  平田氏在明信片里這樣写道:「陶醉于日本的天然林所產生的夢幻般的空間,在京都原生林・芦生研究林進行絵画制作10年多。邊表現荘厳的森林輝耀,邊將近旁遭遇的可愛的動物、鳥蟲等生靈也記錄其中。」

   京都新聞山本陽平氏的記事(2017年12月31日)「芦生研究林 畫喪失的風景」。「遭到鹿的食害危機的京都芦生研究林(南丹市美山町)植被為主題的水彩画展于来年(2018年)1月1日開始在京都市内畫廊開幕。參與森林調査研究的女性画家,懷著「失去的風景在不久的未來能像畫中表現的那樣得以恢復」的誠懇心願,將被鹿吃盡的下層植物用畫筆來再現其本來的面貌。

  奈良県橿原市的平田有加氏2001年初次來研究林時,被那將巨樹包容的繁茂的深綠而感動。但是2007年再次踏入這片密林。因食害,覆蓋地表的低層草木已經不在,令她很是震驚。「要畫其本来的容貌」的想法由此而生。

 什麼樣的植物曾在這里生長了呢?去請教專家,翻閱相關論文……並考慮到要去森林的保全項目幫忙的辦法。於是考取了森林指導的資格,加深對生態系的理解。申請為創作活動而入林的許可後便開始著手創作。在現場風景寫生時,添畫了原本曾經生長的植被。

  個展「輝耀的森林」主題創作時用柔和的筆觸表現森林。50号水彩大作,將現在地面光禿的山谷下的巨大桂樹的周圍,包括蘭科的草花和京都府絶滅危惧種22種植物用畫筆加以再現。借透明水彩將未来恢復的心願寄託畫中。另外還有渓流的植被等共計15点作品預定展出。研究者們団体保全森林的活動也在展覽中加以介紹。

  平田氏講到:「希望大家能夠通過這個主題,了解京都僅剩下的原生林和它正存在的問題,關注身邊的大自然。 」

    作為一位水彩画家,更是作為與自然共同生存的人間的一員,她考取森林指導資格的熱情和努力,令我讚佩。這樣的平田氏的作品,充滿著樸素的愛自然的熱情,打動觀者的心。会場來駐足參觀者絡繹不絕。跟我講『以畫為生』的平田有加氏,大家對她的認同更成為了她前行的動力。此次又觀她的個展,深知了平田氏對自己作品的熱忱;在会場還發生了與久違將近10年的友人田中先生再会的意外事件・・・真的是特別充実和愉快!

【日本語】 高山寺・鳥獣人物戯画のご縁で日本画・水彩画家の平田有加さんと私は出会いました。2019年5月に京都東山の『ぎゃらりーあーとペーじ唯心』で平田さんが個展を開催することを知り訪ねました。10年以上も一つのテーマを追い求め、写生を続けて作品を創り続ける---その努力と、平田さんの大自然と絵を愛する真摯な気持ちが観る側に強く伝わってくる、感動的な数々の作品でした。8月にも大阪で個展をします、とその時聞いていたのでとても楽しみにしていました。そして8月23日の午後、大阪あべのハルカス近鉄本店タワー館11階にあるアートギャラリーで開催された「平田有加・水彩画展」にも蘊承軒研究室の生徒である原口さんと訪ねました。

ここで画家・平田有加さんについて、私の読者に簡単にご紹介しましょう。

 平田有加さんは奈良県橿原市に生まれ。奈良女子大学理科学部化学科を卒業しました。中学受験のデッサン指導を8年。2001年〜2005年に橿原市展・高田日本画会展・奈良県展などの展覧会で受賞。京都大学芦生研究林の一般公開「森のスケッチ教室」で2015年に講師も務めました。

 また2014年から近鉄百貨店橿原店をはじめ京都や大阪で多くの個展も開催し、現在は近鉄文化サロン阿倍野・上本町で水彩画講師を務めています。他にもデッサン・水彩画講座6教室を主催・講師をしておられます。

  頂いた葉書と会場に展示されていた京都新聞の記事からも、平田有加さんの熱い想いと努力が伝わってきます。葉書の平田さんの言葉には「日本の天然林が作り出す空間に魅かれ、京都に残る原生林・芦生研究林で絵画制作を続けて10年を超えました。荘厳な森の煌めきを表現する一方、身近に出逢った命の輝きも描き綴っております」とありました。

  また2017年12月31日の京都新聞・山本陽平氏の『芦生研究林 喪失の風景描く』という記事のタイトルで、芦生研究林と平田さんのことが掲載されました。(以下は記事からの抜粋)『シカの食害の危機にさらされる京都芦生研究林(南丹市美山町)の植生をテーマにした水彩画展が京都市内のギャラリーで始まる。森の調査研究に携わる画家の女性が、シカが食べ尽くした下層植物を絵筆で本来の姿に再現し、「失われた風景が未來には絵のように戻ってほしい」との願いを込める。』『奈良県橿原市の平田有加さんは2001年に初めて研究林を訪れ、巨樹を包むように茂る深い緑に感動したという。だが07年に再訪すると、食害で地表を覆った下草がなくなっておりショックを受けた。「本来の姿を描きたい」という思いが芽生えた。』『どんな植物がどう自生したのか。研究者に聞いて論文を調べたほか、森の保全プロジェクトの手伝いに赴いて考えを巡らせた。森林インストラクターの資格を取って生態糸への理解を深め、創作活動での入林許可も得って創作にかかった。現地でスケッチした風景をもとに、本来の植生を描き加えて行った。』『個展は「煌めきの森」と題して柔らかなタッチで森を表現する。50号の大作は、今では地面がむき出しになっている下谷の大カツラの周囲に、ラン科のナツエビネやアシウアザミなど京都府の絶滅危惧種を含む22種を再現。透明水彩絵の具に未来への願いを込めた。ほかに渓流の植生など計15点を展示予定。研究者らの団体による保全に向けた活動も紹介する。』『平田さんは「京都に残る原生林と、そこが抱える問題を知ってもらい、身近な自然にも目を向けてもらえたら」と話す。』

  水彩画家として、更に自然と共生する一人の人間として、森林インストラクターの資格まで取るその情熱と努力に私は脱帽です。そんな平田さんの作品は、素直に自然を愛する気持ちが溢れていて、それが観る人の心を打ちます。会場には途絶える事なくお客様が来られ、次々と作品を求めておられました。それは『絵で食べて行く』と私に語っていた平田有加さんの、更なる決意と励みとなっていました。

      平田さんの作品への強い想いを拝聴でき、会場では10年ぶりに古き友人の田中先生と再会するという嬉しいハプニングもありました。とても充実した楽しいアート鑑賞でした。        執筆者:李 留雁